凝りたいけど凝りたくない妥協デスクトップLinux環境
今のデスクトップLinuxの環境をまとめておこうと思った。
新しいPC買った時に見る用ということで。
できればどんどんより良く設定していきたいので、またこの時点から色々変わってきたら新しく記事を書こうと思います。
(少なくともこの記事を書き換えることはしない)
OS: Ubuntu MATE 16.04
デスクトップ環境としてMATEを使いたかったのでUbuntu MATEにしてみた。
Ubuntuとの付き合いはそこそこあるんだけど、Unityは重いし使いにくい(※個人の感想です)と思っているので使ったことがない。
次は変えようか、でもGnome3あんまり好きじゃないし、じゃあ他にないよな〜という感じ。
フォント: (ベース)IPAゴシック (mono)Dejavu, Liberation, Droid, Source Code Pro など
フォントについては個人的に譲れないポイントとして、「日本語フォントは丸くないやつ」(なんか酔う)と「monoは文字間隔とかがおかしくないやつ」(コーディングするし)は絶対。
なのでUbuntu font family, VL gothic, Rounded M+*1, Migmix あたりをデフォルトフォントにすることはない。
monoは色々試してたまに変えるけど、Dejavuはterminal, Liberationはemacs, Source Code Proはエディタみたいに使い分けてる。
Mac見る度にヒラギノいいなってちょっと思う。
あれクセがないから読みやすくて視認性高くていいよね。長時間見てても酔わないし。
IM: uim (+ mozc)
Ubuntu ibus事件の時にibusやめてfcitxにして、
その後uimがいいらしいみたいな話を聴いてuimにしたけどイマイチ良さは分かってない。
あとXの設定でcapsをctrlに、uimの設定で「変換キー」を日本語入力オン、「無変換キー」を日本語入力オフにしている。
これめちゃくちゃ便利なのでやってない人は是非。
terminal: mate-terminal, guake-terminal
そんなterminalにこだわりないので標準のやつ。スケスケにしてtmuxいれて使ってる。
ドロップダウン系のterminalとして、MATEにはデフォルトでtildaっていうのがあるらしいんだけど
何故かスケスケにできないのでやめてguake-terminalにした。
スケスケterminalへのこだわり:
スケスケterminalの裏でブラウザを開いて、ブラウザの文字を読みながらコーディングとかするので必須。
これに慣れると横にwindowを2つ並べて作業するのも目を左右に動かすのがつらくなってくる。
terminal環境: zsh, zplug, tmuxとか
zplugとか入れとくと適当にやってくれて最強感ある。
あとなんか細かい設定はdotfilesに置いてる(あんまり真面目には書いてないけど)。
エディタ: emacs, atom
emacsはterminalからしか基本使わない。
window-modeの起動遅いし後ろも透けてないし別にねぇみたいな。
ファイルのエディットをしたりツイッターを見たりググったりメール見たりしていて便利。
HaskellはFiraCodeというフォントを使うためにこれにした。これ👇
AgdaはVTEの設定が悪いのかターミナルでのemacsで使うとフォントの表示がイマイチなので
最近はAtomにしている。意外と普通に使える。
ブラウザ: chrome(メイン), firefox(サブのラップトップ), emacs-w3m
メインはchrome。拡張もりもりで便利。
サブのラップトップはタッチパッドの領域が狭すぎてマウスカーソルを動かすのが苦痛なので
firefoxにKeySnailを入れていい感じにしている。
emacs-w3m(w3m-lnumと併用)はちょいっと調べ物をするのに。
ググるだけなら早いし軽いしマウスも要らないしいい感じ。でも最近ewwに浮気しようか迷っている。
終わり。
色々凝りたい気持ちはあるけど設定めんどくさいな〜でこの辺で妥協してる。
まぁ普通に便利に使えてるしいいかみたいな気持ち。
*1:M+はそんなに丸くないんだけど何故か酔うので🙅だった
ペンタブを買った
追記
DIGImendを公式からパッケージを落として入れたら何かと競合したみたいで
ペンタブが一切認識されなくなった。
sudo rmmod hid_uclogic && sudo insmod /lib/modules/$(uname -r)/kernel/drivers/hid/hid-uclogic.ko
で直ったけど、USB挿して動くならDIGImend入れない方がいい可能性がある。
前に使っていたWacom BAMBOO(前のシリーズの方 今はIntuosとかいう名前になったらしい)の描画領域が狭すぎて
FullHDモニタで絵を描くのがつらくなってきたので新しいものを買った
買ったのはHUION H610 Proというやつ これ👇
HUION プロフェッショナルペンタブ H610 PROペンタブレット
- 出版社/メーカー: HUION
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ペンタブ自体のサイズはA4より少し大きいくらい。
描画できる領域はB5くらい。
レビューで「ペン先がすごく沈む」ことばかり書かれていて不安だったけど、
少なくともシャーペンでは2Bしか使わない弱筆圧マンの自分には全然気にならなかった。
というか、ペン先がガタガタしてるわけじゃなくて力をかけるとそれに応じて沈む感じなので(筆圧を上げると深く沈む。必要な力は滑らかに段々大きくなる感じ)
むしろ硬いペン先よりは手が疲れにくい気がするので大丈夫です。
また、Ubuntu + Kritaで絵を描いているけれど特にドライバ周りの不具合もなし。
USBを刺しただけでちゃんと認識しました。
ネットによるとGIMPは筆圧をちゃんと認識しない可能性があるらしいのでGIMP使いたい人は注意。
(wacom製じゃないペンタブのカーネル用のドライバはDIGImendというのがあるらしく、
HUION H610はこのパッケージに対応していることを確認してから買いました。
あとどうもDIGImendはもう開発ストップしてるっぽい?)
ドライバ関係の話は👇を見ると良いと思う
以下、購入を検討したペンタブ:
- Parblo A610
Parblo A610 10" x 6" グラフィック描画タブレット/ペンタブレット/お絵描きタブレット 8キー、2 P50S充電式ペン、交換ニブス、透明フィルムと2本指グローブ付き
- 出版社/メーカー: Ugee
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
よさそうではあった。HUIONのよりちょっと安いし(HUIONのもセールしてたので実はそんなに変わらないけど)。
ただしDIGImendが対応してるペンタブリストに入ってなかったので
ドライバ関係でうまく行かなくなるとつらいなということでやめた。
言わずとしれたWacomなので別にこれでもよかったのだけれど、
Intuos Proは少し高すぎて手が出ないし、
そうでないやつは同梱ソフトが要らなかった(Mサイズで同梱ソフトなしはない)ので、ソフト代無駄だな〜と思ってやめた。
ていうかIntuos使っている人で、ペンタブ壊れたとかサイズ大きいのが欲しいみたいな人は
どうしているんだろう。ソフト余るよね?ってめっちゃ思った。
おわり
2016年のまとめ
もうすぐ2016年も終わるので今年したこととかをまとめる。
研究・勉強
割とずっとtyped lambda calculusのsyntaxやらsemanticsやらやってた気がする。
Proof Assistantももう少し調べなきゃなーと思いながらあんまり欲しい結果を出してる論文とかもないしこっち方面はあんまり何もやることない感じもある。
来年はもう少し手を広げたり具体的に何をするかを考えたり手を動かしたりすることになると思う。
あと下でも言うけど実装もやったね。
プログラミング
Githubのリポジトリは10個くらい増えてた。
色々やり過ぎてあんまり覚えてないけど、実質何もしてないのを除くと、実用系アプリケーションいくつかと定理証明系とその他って感じ。
定理証明は趣味でいいや〜ってなったような気もする。
証明のテクニカルな話とか、今の段階だとつらいだけだから証明士の人に任せた方がよさ気な感じではあるなとか思った。
あとScalaを始めたけど結構良かったのでこれからちょいちょい書いていくかもしれない。
絵
GIMPをやめてKritaに乗り換えた。
これのおかげでちょっと絵を描くモチベーションが上がって、12月くらいからはpixivも積極的に使おうという気持ちが湧いてきたのでこのままたまに絵をかいていければいいなという感じ。
絵に関してはとりあえずモチベーションの維持をどうやって行うかが一番問題になりそうなので、
とりあえず趣味でいいからちょいちょい描いてネットに上げるぐらいのことはしようと。
それにしても全然上手くならないからもうちょっと基礎的な練習も混ぜていきたい。
動画編集
動画編集は今年初めて手を出したジャンルだったけど、結構自分にも合っている感じがしてよかった。
ちまちま動きを作っていってかっこ良く動くとすごく楽しいので、たまにやれればいいな〜と思う。
(その前にスペック高いPC欲しい)
それと、動画編集に手を出したおかげで、かっこ良く動く動画の中のオブジェクトの動かし方や画面の構成に気を配って人の作品を見たりできるようになったので、新しい視点で動画を見ることができるようになったのは非常によかった。
動くものを作るときはきっと汎用的に役に立つスキルなので、たまにはそっち方面のセンスも磨いていきたい。
ブログ更新
気軽な気持ちで書くようにしたので、そんな気合の入ったものは書かなくなってしまったけど
どうせ趣味だしまぁいいやって気持ち。
割と頑張ってたと思うのでこれからもこんな感じで行こう。
コンテンツ消費
今年はコンテンツ消費(小説・漫画・映画・ゲーム等々)にかけたお金が人生で一番多かったんじゃないかというくらいコンテンツを消費してる気がした。
「好きなものにお金を払うことは正しい経済活動」なのだという気持ちを胸に来年もコンテンツ消費には一定以上のお金を投じていきたい。
その他
スケジューリング・タスク管理の重要さを自覚することが多かったような気がする。(いいこと)
まだ正しい方法論は身についてないけど、ちゃんとやるべきことを管理して計画的に作業を進められるようにしたい。